「刺激性制御」とは、特定の刺激があるときだけ行動が起こり、それがないときは起こらない、という行動の制御状態を指します。これは、弁別訓練の結果、特定の「弁別刺激」(SD)の下では行動が誘発され、別の「非弁別刺激」(SΔ)の下では誘発されなくなることで確立されます。
刺激性制御の仕組み
弁別刺激(SD)と行動の関連付け:ある特定の刺激(例:タイマーが鳴る)と、特定の行動(例:カップラーメンのお湯を注ぐ)が繰り返しセットで強化されることで、「その刺激があるから行動する」という関係が学習されます。
非弁別刺激(SΔ)の存在:強化が与えられない状況(刺激)も存在します。これにより、生物はどの刺激下で行動すべきか、また行動すべきでないかを区別できるようになります。
結果:このプロセスを経て、生物は弁別刺激がある環境下でのみ特定の行動を起こすようになります。
例
弁別刺激:信号が青になる
行動:横断歩道を渡り始める
弁別刺激:タイマーが鳴る
行動:カップラーメンの蓋を開ける
弁別刺激:「座りなさい」という言葉
行動:座る